市外15番 大坂城おおさかじょう ●大阪市中央区 ●幕図柄題材地=白浜太鼓台上水引 市外16番 国立民族学博物館こくりつみんぞくがくはくぶつかん ●大阪府吹田市 ●太鼓台常設展示場=千里の万博記念公園の中にあり、三先代の元船木太鼓台が永久展示されている。展示後30年を越えるが、新居浜太鼓祭りファンならば、何をさておいても今すぐにでも見に行く値打ちがあるのではないかと思う。見れば、物凄い感動と何とも言えない哀しさが心と体の中を駆け巡るはずです。 市外17番 万博記念公園お祭り広場ばんぱくきねんこうえんおまつりひろば ●大阪府吹田市 ●メモリアル=昭和45年8月20日・21日・22日の3日間にわたって、大阪万国博覧会の連続企画「日本の祭り」第6シリーズとして江口太鼓台と大江太鼓台の2台が出場し、ここお祭り広場で演技した。 市外18番 石清水八幡宮いわしみずはちまんぐう ●京都府八幡市 ●幕図柄題材地=下郷太鼓台高欄幕 市外19番 京都御所きょうとごしょ ●京都市上京区 ●幕図柄題材地=隠岐次郎左衛門鷲退治の幕の物語の舞台、また、宇高太鼓台の重曹御殿が紫宸殿であるとの地元伝承がある。 市外20番 羅城門跡らじょうもんあと ●京都市南区 ●幕図柄題材地=北内太鼓台高欄幕にある渡辺綱の鬼退治(金札)の幕はここが舞台。現在、門はなく跡地の碑がある。 市外21番 平等院鳳凰堂びょうどういんほうおうどう ●京都府宇治市 ●幕図柄題材地=西町太鼓台上水引 市外22番 比叡山ひえいざん延暦寺えんりゃくじ ●滋賀県大津市 ●幕図柄題材地=東浜太鼓台の上水引の御殿幕がこことの地元伝承がある。一般に「カンケツ童子」と呼ばれている幕の人物に関しては、これを護良親王(もりながしんのう)とする別伝承もある。護良親王は後醍醐天皇の第一(?)皇子として、幼くして比叡山に入り、大塔に住んだので大塔(だいとう、おおとう)宮と称され慕われた。大塔宮は、皇子という高貴な身分に似合わず学問だけではなく、勇壮な性格をも合わせ持っていた。後醍醐天皇が鎌倉幕府の倒幕を企て、隠岐に流された後は、楠木正成の赤坂城へ逃れた。しかし不運にも落城、大塔宮は、さらに熊野へと逃避の旅へ出た。熊野へと向かう途中、夢枕で天のお告を受け、幾重にも山が重なる吉野を目指した。 市外23番 瀬田の唐橋せたのからはし ●滋賀県大津市 ●幕図柄題材地=長野太鼓台の高欄幕に俵藤太の幕がある。俵藤太物語の代表地としてここを選定した。過去には豪華な擬宝珠高欄を有する唐橋を描いた幕が存在したことが確認されている。 (200316新規上梓) |