大谷太鼓台 ●最後は全く予備知識のない太鼓台でした。 ●この当時、私は飯積氏子の太鼓台は7台であるとばかり思っていました。そこに8番目の太鼓台が現われたので少し驚いたことを覚えております。どの辺りの太鼓台かも分かりませんでした。その太鼓台は、布団締めの龍の表情が豊かで、幕の凹凸がはっきりしてメリハリが利いていました。縫い師さんが誰かは見当もつきませんでした。 ●括りの巻き布と貫きに濃紺を用いていたり、括りの結びが豪華だったりと何ごとにつけて特徴的な太鼓台でしたが、私が最も驚いたのは、法被の背中には文字がなくて花札の梅に鶯の意匠だったことです。 上の写真は平成元年10月17日に新居浜市大生院で統一行動中のところを西園寺穂純が撮影したものです。 (020525新規上梓)
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