●令和2年新型コロナウイルスの影響で春籠りを要請され、止む無く文机整理などをしておりましたところ、昭和56年の祭礼風景を写した写真が数枚見つかりました。もっと撮ったと思うのですが半分以上散逸しておりました。それでも平和な時代の貴重な資料であると思い、記録を留めておくこととしました。 ●回想録本文は当該祭礼当日目線で記述しておりますが、本項「昭和56年特別」では、当日の記憶が不鮮明なため、記述日(令和2年5月6日)時点から当時を振り返る記述にせざるを得ませんでした。 元えびすセンター前集合 ●楽日18日午後の元えびすセンター前集合の模様です。集合時刻は午後1時30分と決まっていました。この年は高津2台、垣生3台、神郷2台及び多喜浜3台の計10台参加で、又野、楠崎と白浜はまだ復活していません。集合形態は元えびすセンター前(垣生バス停、印南薬局)交差点をセンターに(東)法泉寺側山端・本郷・町の順、(北)垣生カーブ側に宇高・澤津の順、(南)本郷自治会館側に田之上・松神子・新田・東浜・阿島の順に並び全10台が集合するもので、これこそが「えびすセンター前集合」なのです。写真は垣生の3台です。 ●集合の後、高津2台が北へ退き、神郷・多喜浜組が交差点を北進して7台一本棒となります。最後の阿島が交差点を通過すると一本棒は駆け足足踏み、すると満を持して山端を先頭に垣生3台は左折南進し本郷自治会館側に進行します。町が交差点を左折すると、今度は阿島から澤津の7台がこれを追いかけ、行列は10台一本棒となります。本郷自治会館前の三角道を川沿いに山端まで進行します。 (020506新規上梓) |