本郷自治会館前お昼の休憩 ●最終日15日お昼の休憩中の本郷太鼓台模様です。地域の子供達が棒に乗って楽しんでいます。昭和38年ですので、上水引と高欄幕が新調された年です。神功皇后の幕が光っています。布団締めは古いままです。 ●房には淡い色が入っています。幕の貫きの色は緑のようですが、括りの巻きの色は写真では白色に見えます。光線の具合でしょう。本郷の括りの巻き布の色は一貫して緑色です。 ●場所は現在の本郷自治会館前であることには間違いありません。後方の瓦屋根の建物が当時の自治会館でしょうか。駐車中の場所も未舗装です。 布団締めの拡大写真 ●上の布団締めを拡大してみました。この布団締めは昭和43年まで現役を勤めました。伝説の縫い師新居浜は垣生の池田縫い師の作品だと言われています。今の幕とは一味もふた味も違う独特の味わいをじっくりとお楽しみください。既に宝珠・剣・火炎・牙・爪などと地板もすべて金糸縫いが施されていることに驚かされます。 台場の拡大写真 ●台場を拡大してみました。何ともブコツな台場と車輪ですが、ロープの掛け方は本郷伝統のものでしょうか。 ●ところで、写真撮影がもう1年前の昭和37年だったらと思います。上水引や高欄幕も先々代のものが拝めたと思うと残念でなりません。 (011004新規上梓) |