岸之下太鼓台
●先代のイメージが少ししか残らない思い切った幕構成※になりました。上水引にも高欄幕にも龍は居らず、地元伝承譚を基に題材が選ばれたようです。佐賀県鹿嶋市の祐徳稲荷神社や京都市の八坂神社は当地初登場だと思います。上水引の鷲は一枚が太陽と共に、今一枚は月とセットで描かれています。布団締めの宝珠龍の独特の尻尾は愛称「うねり巻尾」と云うのだそうです。 (脚注※)本項は、地域に生きる「人の情報誌」隔月インタビュー (ナレーション2022年12月号 Vol.174)の記載事項を参考にしました。 (ご参考)令和元年まで使用(令和2、3年は開催なし)されたものです。 岸之下太鼓台
●幕配置は、御殿ものと禽獣ものを互い違いに配した基本的なものです。描かれている幕図柄もよく見るものが多く、安心感があります。高欄幕側面の2つの龍が正面を向いていて効果的な配置となっています。 (170411新規上梓) |