新田太鼓台(多喜浜)
●幕構成※は、上水引が三先代着用の志度寺玉取り伝説4枚続きですが、正面に竜王宮という独自配置になっています。玉取姫の名前が玉藻だそうです。高欄幕は菅原道真関連4枚に見えなくもないですが、ここでは近代馴染みの登竜門2枚と菅原道真関連の2枚と分類しました。 (脚注※)本項は、地域に生きる「人の情報誌」隔月インタビュー (ナレーション2019年12月号 Vol.156)の記載事項を参考にしました。 (ご参考)平成30年まで使用されたものです。 新田太鼓台(多喜浜)
●幕構成は、御殿4枚に禽獣4枚です。配置では西面が禽獣のみ、東面と正面が御殿と禽獣1枚ずつ、向面は御殿のみと見る面によって違った印象を与えるように上手く配置されています。高欄幕の図柄は続いてはいませんが、イメージ的には「登竜門伝説」で統一されているようにも思えます。中国の黄河上流に竜門という急流があり、そこを登った鯉は龍に化けるという伝説です。この太鼓台の図柄は市内でも珍しい図柄のオンパレードです。 (161228新規上梓) |