楠崎太鼓台
●幕構成は、日光東照宮4枚続きですが余所とは違う珍しい図柄になっています。本来の順番としては、右から総門と五重塔→陽明門→唐門→三猿と眠り猫かも知れません。三猿と眠り猫は禽獣ですが建造物の一部ということで御殿幕に分類しました。高欄幕は玉取り4枚続きで、こちらも新居浜では貴重な図柄です。正面と向面は重厚なイメージですが、側面はソフトな感じを受けます。何と言っても大迫力の布団締めが全体を引き締めています。この布団締めの多くは山下八郎氏の作品の糸替えです。 (161225新規上梓) |