山端太鼓台
●幕構成は、上水引が日光東照宮の4枚続き、高欄幕は石橋・連獅子(4枚?)続きを選択しています。先々代の図柄を完全踏襲したもののようです。ここの高欄幕正面と向面には左に斜めに回廊が描かれているのが他に見られない特徴で、お披露目時の幕紹介アナウンスにおいてもそれを重視する名称で紹介されていましたので本稿の記述を改めました。 (ご参考)平成28年まで使用されたものです。 山端太鼓台
●幕構成は、上水引が三国妖狐伝の3枚続き、高欄幕は石橋・連獅子(4枚?)続きを選択しています。その結果、御殿ものを多くする端正な顔立ちとなっていますが、東面に集められたインパクトのある2枚の武者絵は見る人に恐怖感さえ植えつけるような物凄い迫力です。こうなるとワンポイントの眠り猫が大きな存在感をアピールします。マニア垂涎の獅子太鼓で、全体の縫い師が同一ではないブレンド太鼓でもあります。 (160921新規上梓) |