公営ギャンブル競争勝負色と川西太鼓台の色 ●新居浜で生まれ育った人でしたら、競輪競馬などの公営ギャンブルの誘惑に接する機会は少なかったものと思います。何故ならば新居浜及び近隣市にレース場が無いからであります。近くで探すとしても県内なら松山競輪、隣県なら観音寺競輪(既に廃止)、まるがめボート或いは高松競輪、高知競輪まで出かけなければなりません。♪ごめんなさいね〜あなたの予想に沿えなくて、とか「夢がある観音寺競輪」とか「ボートはまるがめだよ」のテレビCМが思い浮かぶぐらいのものです。 ●これが都会地で生活しますと、サラリーマンは日曜日の競馬(中央競馬)を嗜むものというのが普通で、月曜日は「昨日の○○賞は採ったか?」が普通の挨拶でありました。 ●小生は60歳を過ぎてから公営ギャンブルに嵌り始めました。最初は中央競馬です。これはインターネット投票が導入されるのに加えて、テレビも競馬専門チャンネルが開催全レースを生中継する、ラジコでラジオたんぱ第一第二が全国で無料聴取できるなどなど在宅投票の機運醸成に奏功したものにまんまと嵌りこんでしまいました。続いて、地方競馬、競輪及びオートレースです。競艇はかろうじて踏みとどまっています。 ●その公営ギャンブルの勝負色と新居浜太鼓台の色模様に、共通点とは言えないかもしれませんが、何か相通じる所があると感じていました。 ●公営ギャンブルの勝負色データ
●日本の公営ギャンブルは、競輪・競馬・競艇・オートレースの4種類です。競馬には中央競馬と地方競馬があり、競輪とオートレースは主催者組織が統一されました。それぞれの勝負色はそれぞれ歴史がありますが、現在は1番(競馬は1枠、競輪とオートレースは1番車、競艇は1号艇)白、2番黒、3番赤、4番青、5番黄、6番緑(競艇はここまで)、7番橙、8番桃(競馬とオートはここまで)、9番紫です。 ●この色番を新居浜太鼓台川西地区に当てはめてみます。川西地区は1太鼓台1色仕様(又は同色系仕様)で装飾している所が多いので当て嵌めやすいです。1番白は新参ながら本町太鼓台ですね。2番黒は西町太鼓台でしょう。黒ジャージが印象的です。3番赤は金栄が真っ赤ですが中須賀を外すわけにはいきません。赤系ということで中須賀にしました。4番青は江口しかありません。続いて、5番黄色は大江でしょう。庄内も黄色系ですが歴史が物を言います。6番緑色は東町イッポンですね。7番橙は新参ながら新須賀しかいません。8番桃は最近色直ししてイメージ一新した久保田ですね。9番紫は西原で決まりです。同色で複数の色を有する太鼓台は古参太鼓台を優先しました。新田太鼓台は古参ですが、茶色はギャンブル色に採用されていないのでここでは出番がありませんでした。 ●これを見ると1番から4番が西方で、5番から8番が東方とものの見事にこれが分かれている。また、本町(西町)→西町(泉池町)→中須賀→江口の道順、大江→東町→新須賀→久保田の道順も容易に辿りやすい。たまたま偶然なのか、新居浜太鼓台が真似したのか、ギャンブル団がヒントを得たのか、どちらではないと思うが実に良く符合しているものだと感心させられる。そうすると、9番の西原は特別な役割を運命付けられているのか。色目も最も高貴な紫色なのだから。 ●ついでに、参考までに笑点メンバーの着物の色も付記しておきました。9番の故三遊亭円楽は(馬面の円楽)ではなく(腹黒の円楽)の方です。
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